同じ経験をしたことがあるとき、相手に共感するには

更新日 2026-10-11

よくある質問

自分も同じ経験をしたと伝えたほうがいいですか?

役に立つこともあります。ただし、話を奪うのではなく、差し出すかたちにすることが大切です。たとえば「私も似たことを経験したから、驚かないよ。話したい分だけ話してね」と短く伝えてみてください。そのうえで、あなたの話を聞きたいかどうかは相手に決めてもらいましょう。聞きたいと言われたら、短く話して、相手の話に戻ります。自分の話を誰かに打ち明ける義務はありません。話すことがつらい場合はなおさらです。

自分が乗り越えたことで苦しんでいる人に、もどかしさを感じてしまうのはなぜ?

それは人として自然な反応で、あなたが悪い人だということではありません。ある研究の流れによると、つらいことを乗り越えたあと、私たちはそれを乗り越えにくいものではなかったと感じるようになり、自分のようにうまく対処できていない人を厳しく評価してしまうことがあるようです。もどかしさに気づくことが最初の一歩です。それは相手やあなたへの判決ではなく、相手の状況のどこが違うのかを尋ねるきっかけです。

相手の苦しみを聞いて、自分の古い痛みがよみがえったら?

それは現実的で、よくわかる反応です。あなたが経験したのが死別やトラウマ、今も抱えて生きていることであれば、なおさらです。距離を置いたり、休んだり、自分をいたわる間はほかの支えを紹介したりしてもかまいません。誰かを大切に思うことは、自分の傷を開き直すことを求めません。あなたや相手に自分を傷つけたいという考えがあるなら、すぐにお住まいの地域の緊急サービスや危機相談窓口に連絡してください。