義理の家族とうまくやるには、無理に演じないために

更新日 2026-09-15

よくある質問

本当に努力しているのに、好かれていない気がするときは?

まず、その根拠が実際にどれくらいあるかを確かめてみてください。たいていはとても薄いものです。相手のふだんの様子を知らないうちは、礼儀正しさは冷たさに見えますし、新しく入ってきた人に対して単に控えめなだけ、という人はとても多いです。それに、あなたはその場でいちばん見られている人でもあるので、ただの無表情が判決のように感じられてしまいます。とはいえ、本当にそうである場合もあり、そうでないふりをするのもまた別の疲れ方をします。もし本当なら、有効なのは親しさをもっと頑張ることではなく、目標を下げることです。温かくではなく、気楽に、を目指してください。気楽とは、どちらも身構えずに同じ部屋にいられるということで、お互いが選んだわけではない関係にとっては、それで十分に良い結果です。多くの家族が何年も気楽なままで過ごし、やがて子どもの誕生や病気や別れのころに、静かに温かいものへ変わっていきます。その時期を早めることはできませんし、待っているあいだのあなたは、失敗しているわけではありません。

配偶者が自分の親に何も言ってくれないときは?

これは義理の家族をめぐる緊張の下にある、本当の問題であることが多いです。相手の親への不満としてではなく、夫婦二人のあいだの話として扱うのがよいと思います。責めるのではなく、興味から始めてください。もし言ったらどうなると思うかを聞いてみると、返ってくる答えは想像よりずっと具体的で、ずっと切ないことが多いです。誰かを困らせてはいけない、と九歳のころに覚えた決まりだったりします。そのうえで、お願いは小さく具体的にします。お母さんに立ち向かってほしい、では性格を変えろと言っているのと同じです。そうではなく、事前に二人で決めたひとことを、決めた場面で言ってもらう。自分の実家に対して自分が先に同じことをすると、それは押しつけではなく共通の基準になり、ずっとうまくいきます。それでも言えないのなら、この状況が何を犠牲にするのかが分かったということです。それは二人で引き続き向き合っていく課題であって、相手の実家の食卓で片づける話ではありません。

お正月やお盆は必ず義理の家に行かないといけない?

そんなことはありませんし、行かねばならないという思い込みこそが、いちばん多くのわだかまりを生みます。年中行事は伝統という言葉がついてくるので動かせないものに感じられますが、伝統とは繰り返された決断にすぎません。健やかなのは、なんとなく流されて直前に追い詰められた気持ちになるのではなく、二人で早めに、はっきりと言葉にして決めることです。一年ごとに交代する人も、一日を分ける人も、自分たちだけの三つ目のかたちをつくる人もいます。具体的な方法よりずっと大事なのは、二人ともその決定に関わっていることと、それぞれが自分の親に自分で伝えることです。新しいかたちは、二、三回続けてから判断してください。慣習を初めて変えるときは全員が裏切られたように感じますが、三度目にはたいてい、うちはこうだよね、というだけのものになっています。